母の心臓手術にいたるまで①

こんにちは。鍼灸師の柴田(しばっち)です。

 

実は最近、プライベートでもいろいろありまして…

私の母親が先日手術をしたんです。

 

もともと狭心症で、救急車で運ばれ、冠動脈にステントを入れる手術で一命をとりとめ、その後は定期健診していたのですが、ここ1年くらい労作性の胸の痛みと息苦しさが強くなってきたのですが、通っていた病院から心臓センターがなくなっちゃいまして。病院難民になりかけてました。そのころは、「心臓の弁が悪いので」とはいわれてましたが、どの程度悪くて、どの程度緊急を要するのかの検査はできませんでした。で、とりあえず手術するならここへ、と紹介された病院に行って、どこが悪化したのかちゃんと調べてもらいました。

 

別な冠動脈がつまってきている場合も考えられるし、大動脈弁の閉鎖不全も考えられるし、大動脈弁の狭窄も考えられるし。と、同じ心臓病といっても、原因がどこにあるのかわからないと、術式も選べないわけです。

 

東洋医学でいえば、本治(根本の原因を治療すること)の治療をしないと、表面だけやってもぶりかえすってことですね。

 

その「手術するなら、TAVIという方法もあります」と言われていて、札幌でTAVIの手術ができるのが5,6くらいの病院しかなくて。

紹介されたのが、手稲渓仁会病院でした。

 

結局、いろいろ調べてもらった結果、大動脈弁狭窄症に加えて閉鎖不全のため、血液の逆流もあったとのこと。ちゃんと調べてもらって、きちんと説明していただけたので、症状との整合性が理解できて、よかったです。いままでの先生は、説明は優しくしてくれるのですが、詳しい検査ができなかったのか、リスクがあるのでやらなかったのかわかりませんが、どこがどのようにという説明まではできませんでした。

 

それでも、胸を開かなくて良い手術もあるから、手術をするなら実績のある手稲渓仁会病院の先生を紹介しますと言われ、その担当医は心臓センターがなっくなったので、その後お会いすることもありませんでした。

 

その後についてはつづく~。