こんにちは。
美容鍼灸師の柴田です。いよいよ師走です。北海道は部屋でストーブをつけたり、ホテルも暖房をつけるので乾燥しやすい環境に突入しましたね。
上の図は、角質層から真皮までの図です。
(シミのターンオーバーのイメージ図にもなっています)
この図の表皮というところに美容液は働きかけます。なので、この部分へのアプローチにはお肌にあった化粧品を選ぶことも大切ですね。
私は、化粧品に関しては、いつも使っているご自分が納得のゆくもので、よいと思っています。
ただ、この時期重要な点として、角質層が乾燥してはがれてしまうと、お肌のバリア機能も失われてしまうということ。図をみてもわかるように、顆粒層をカバーできるのは角質なんです。「角質とり」などと言われて、ちょっとわる者にされている場合がありますが、角質は、入れ替わりながらバリアもしてくれているんで、わる者ではありません。なんらかの肌トラブルによって、わる者あつかいされることがありますが。
美容鍼は真皮層の組織活性化や血管への栄養補給、筋肉にアプローチできますから続けていけばプルプルを維持できます。ですが、一番外側の角質層のバリアはしておいていただきたいと思っています。
よくありがちなのが、顔の洗い過ぎ、クレンジングで力入れすぎ、乾燥させすぎ。綺麗にしようとしすぎて、大切な表面バリアも落としてしまうことは避けてください。
もうひとつは、食べもの。やはりビタミンCを多めにとっていただけると、風邪予防にもなりますね。コラーゲンはビタミンCと結合して良い働きをします。ビタミンC不足の方は、コラーゲンの働きが軽減してしまいますので、できるだけビタミンCをとるようにしてくださいね。昔から、冬にみかんを食べていた風習は、理にかなっているのではないでしょうか。
それでは、今日はこのへんで。
ではでは