寝汗=盗汗

こんにちは。美容鍼灸師の柴田です。

このタイトルにドキッとされた方、意外と多いとふんでます。(笑)

というのも、更年期、生理前、微熱が続くとき、激しいストレスなど、カラダの不調とともによくあらわれる症状です。

 

東洋医学では寝汗を盗汗(とうかん)と呼びます。

心血不足、陰虚火旺のときに現れるとされています。

ざっくりいうと、

前者はストレスや心配、心が落ち着かない、あるいは血液が少なくなり、血をつくるエネルギーが足りなくなることが原因でおきる症状。血をつくるエネルギーが足りなくなる理由は様々。

後者は、年齢等により全体のエネルギーが弱っているところに加えてイライラしたり、怒りっぽくなったりして、上にエネルギーがあがってしまっていることが原因でおきる症状でしょうか。

ほんとうにざっくりでわかりにくいか…。

 

わかりやすいのは、やっぱり更年期と生理などの女性の症状には盗汗は出やすいと思います。またひどい寝汗が続く場合は、少し内臓の症状がないか考えてみてください。甲状腺や肺の病気などの場合、症状がなくても盗汗がある場合もあります。あまりにもひどいと思う場合は、まずは病院で検査してもらいましょう。カラダに問題がないということでしたら、自律神経のバランスの不調かもしれません。そのような場合は、鍼灸もお役にたてると思いますよ。

 

今日は寝汗のお話しでした。ではでは(^O^)/