こんにちは。
美容鍼灸師の柴田です。
今日は手当てについて。といっても手当てだけの話ではないのです。
セロトニンは、皮膚刺激によって出てくるホルモンで、不安を緩和するといわれています。
なので、ストレスを感じやすい人は、知らないうちに頭を触ったり、足を組んだり、歩き回るなどの行動をおこすことによって、実は皮膚刺激をして不安をやわらげようとしていると考えられます。
セロトニンが出ると不安感が軽減してくる。つまり、リラックスした状態になるというわけです。欧米でよくあるマッサージはこの効果が期待されるのだと思います。日本の場合、指圧などがあるため少し強めのマッサージが好まれますが、それは痛みや辛い症状の緩和が目的とされることが多いからでしょう。
カラダの弱っている方や赤ちゃんなどにとっては、むしろさする、なでるようなマッサージが効果的。そういう意味で、手当てはかなりセロトニンを増やしてくれそうです。鍼やお灸も結局は皮膚刺激になりますから、セロトニン活性化術のひとつといえます。
歩く、貧乏ゆすり、ぺん回し、ガムをかむ、ストレッチをするなど、セロトニン活性術は、普段の行動においても、いろいろあります。隣にいるとちょっと迷惑かもしれませんが、貧乏ゆすりというのは、実はセロトニンを活性化させる術のひとつなので、怒らないであげてほしいですね。(笑)
ではでは(^O^)/