薄毛の原因はコラーゲン不足?

こんにちは。美容鍼灸師の柴田です。

ネット情報なので、ぜんぜん定かではないのですが、東京歯科大学の先生が成人の男女ともに薄毛になる原因はコラーゲンの不足であるという話が出て、5年から10年後にはそれを補う薄毛が改善できる薬が開発できるのではないかという話がありました。

 

あくまでもネット情報ですから、論文内容の詳細まではわかりません。しかし、この記事を引用して、表皮から浸透させる液体やスプレーなどの宣伝文句にも使われているようです。美容液と同じ感覚で、「コラーゲン」という文言で表皮から浸透というように使用しているようです。

でも、われわれ美容鍼灸師にとっては美容液と同じように、外からの液体が浸透するといっていいのは角質、せいぜい表皮までのお話し。

なので、むしろお顔と同じようにマイクロトラウマをうまく利用すれば、血流がよくなり、毛包を守ることができるのではないか、と考えてしまいました。

 

鍼灸治療の中に「薄毛治療」というのは実際あります。円形脱毛症などの治療の場合は、精神的な面も含めて治療法としてはあります。この脱毛は原因がはっきりしていますから、機序も弁証もわかりやすい場合が多いです。

 

ただ、年齢とともに、薄毛になるというのは東洋医学では、腎精(先天の氣)の衰えと考えられています。それを補ったうえで、美容鍼と同じように頭鍼によって頭の筋肉を柔らかくしたり、血流をよくするのは、機序としてはありかな?

 

血流を良くする、というだけではなかなか理解できないと思うのですが、血流が良くなることで栄養も運ばれ、不要なものは排出されますよね。そしてマイクロトラウマでコラーゲンが自己増殖するとなると、ちょっとこれは、期待できるのかしら?

 

だれか、モニターになっていただけるといいんですけど。(笑)